世界のバイオプラスチック製造能力

世界のプラスチック製造量は年間約367百万トン(2020年)と言われています1
欧州バイオプラスチック協会(European Bioplastics)によるとバイオプラスチックの製造能力は242万トン(2021年)で、うちバイオマスプラスチック(非生分解性)の製造能力は約87万トン(2021年) 、生分解性プラスチック(バイオマス由来及び化石資源由来両方を含む)の製造能力は約155万トン(2021年)となっています2

世界のプラスチック製造量 世界のバイオプラスチック製造能力

(出典)
[1] PlasticsEurope, Plastics-the Facts 2021, https://plasticseurope.org/knowledge-hub/plastics-the-facts-2021/
[2] European Bioplastics, Market Data, https://www.european-bioplastics.org/news/publications/#MarketData

生分解性プラスチックの製造能力が、バイオマスプラスチック(非生分解性)よりも
大きいのはなぜ?

歴史的には生分解性プラスチックは非生分解性のバイオマスプラスチックよりも古くから製造が始まっており、また、日本のように廃棄物の主たる処理方法が焼却である国とは異なり、生ごみ等の有機性のごみを堆肥化やバイオガス化により処理している国では、生分解性プラスチックに一定の需要があることから、世界全体でみると、現時点では、生分解性プラスチックの方が非生分解性のバイオマスプラスチックよりも製造能力が大きくなっています。


バイオプラスチック製造能力の成長見込み

近年、バイオプラスチックの製造能力は増大しており、欧州バイオプラスチック協会によると、2021年から2026年の5年間で、約3倍に増加する見通しとなっています2

世界のバイオプラスチック製造能力(2022年以降は見通し)
世界のバイオプラスチック製造能力(2022年以降は見通し)

(出典)
[2] European Bioplastics, Market Data, https://www.european-bioplastics.org/news/publications/#MarketData


地域別のバイオプラスチック製造能力

欧州バイオプラスチック協会によると、バイオプラスチックの製造能力を地域別にみると、2021年のアジアの製造能力シェアは約50%ですが、2026年には70%超となる見込みです2

地域別のバイオプラスチック製造能力

(出典)
[2] European Bioplastics, Market Data, https://www.european-bioplastics.org/news/publications/#MarketData